料理の名前 ~焼き物~

%e8%a5%bf%e4%ba%ac%e7%84%bc今回は、料理の名前についてお話します。

日本にはいろいろな料理がたくさんあります。

聞いたことない料理もあるかと思いますが、「?」を「!」にしてくださいね

くわ焼き

しょうゆやみりんのたれを使って、肉や野菜をフライパンなどで焼いたものです。

甘辛い味に仕上げます。照り焼きっぽい感じですね。

昔、仏教の教えで肉を食べられなかった人々が、農作業の合間にこっそりと野鳥を捕まえて、くわ(鍬:農機具)の上で焼き、隠れて食べていたことに由来することが語源と言われています。

若狭焼き(わかさやき)

甘鯛などのうろこの細かい魚を、うろこを付けたまま焼くことです。

若狭地(酒や酒としょうゆを合わせたたれ)をかけながら、うろこが逆立たないよう丁寧に焼き上げて、うろこごと食べます。

うろこを付けたままこんがりといい焼き色を付けるのが、料理人の腕の見せ所です。

「若狭ぐじ」と呼ばれる甘鯛を、この方法で焼くことから名前がついています。

簡易的には、単に若狭地を使って焼いたもののことを「若狭焼き」と呼ぶこともあります。

幽庵焼き(ゆうあんやき)

しょうゆと酒とみりんを同量で合わせた「幽庵地」に、柚子やカボスを入れたもののに、魚や鶏肉を漬け込んで焼いた料理のことです。

江戸時代の茶人「北村祐庵」が考えたとされています。

柚子やカボスのさわやかな香りが特徴の焼き物です。

西京焼き(さいきょうやき)

京都名産の甘い白みそにみりんや砂糖を加えた味噌床に、魚や豆腐・肉や野菜を漬け込み、味噌の香りや味わいを食材に移したものを、焼き上げた料理のことです。

甘い白みそのブランドの一つ、西京みその名前が使われています。

松風焼き(まつかぜやき)

能の「松風」というお話が語源になっています。

平安時代に、在原行平(ありわらのゆきひら)という男性が、須磨の浦で松風(まつかぜ)という娘と恋に落ちました。

ところが、行平は都に帰らねばならなくなりました。

松風は行平がもう帰ってこないと知りながら、須磨の浦の浜辺で一本の松を行平だと自分に言い聞かせて、踊り続けました。

この様子を「松風(待つ風)ばかりで浦さびし」と表しました。

鶏ひき肉に味噌や砂糖で味付けし、オーブンなどで焼きます。

この料理は、表をケシの実や青のりで飾ってありますが、裏には何もついておらず寂しいものです。

その「寂しい」ということから連想されるため「松風」と命名されました。

また、「裏に何もない」=「隠し事がなく正直な様子」を表し、一年間まっすぐにいきましょう、という願いの込められたお正月料理の一つとなっています。


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