食事介助 ~配膳~

今回は、食事介助、特に「配膳(食事を配ること)」についてお話しします。

栄養士の仕事、と言えば「献立を作る」「ごはんを作る」「栄養指導をする」などがよく知られていますね。

そして意外かもしれませんが「食事介助」も、大切な仕事です。

特養(特別養護老人ホーム)の利用者様に食事を召し上がっていただくためには、

各フロアに届いた食事を、食札と間違いないように利用者様に配膳するだけではありません。

配膳時に気を付けることとして…

個々の利用者様の状態に合わせて

・滑り止めトレーに乗せかえる。

・使いやすいカトラリーを用意する

・むせやすい方にはとろみをつける

・食器が重い人には、小分けする

・汁椀や湯飲みが持ちにくい方には、マグカップに移しかえる

・食事がこぼれてしまう方には、エプロンを着用する

・車イスから椅子へと座りかえる

・足元が浮く方に、足台を置く

・傾きがないように姿勢を正し、クッション等で安定させる

・食べやすい位置に食器を並べ替える

・入れ歯が入っていることを確認する

などなど、思いつくままに書き並べてみましたが、配膳するだけでもこれだけの配慮が必要になります。

利用者様の情報を収集するために…

しかも、昨日と今日では状態が変わっていることもしばしばです。

今の利用者様の状態を見極めて、最適な食べやすい食事を提供することが大切です。

そのためには介護職員と良好な関係を築き、情報を受け取りやすい環境を整えておかないといけないんですよね。

「今日は熱があるよ」

「昨夕食、食が進まなかったから、今朝はおなかが空いてそう」

「今日は歯茎が痛くて、入れ歯が入れられない」

「なんだか機嫌が悪い」

「食事前に面会があったから、いつもよりたくさんのおやつ食べられたよ」

配膳時にわかっていたほうが良い情報は、常に利用者様と接している介護職員がたくさん持っています。

栄養士は、施設に一人しかいない場合が多いです。

情報をくれるのを待つだけでなく、日ごろから情報交換を頻繁にして、より多くの情報を引き出しましょう!


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