高齢期の食事の習慣

今回は「食事の習慣」についてお話します。

年齢を重ねると、一般的に食が細くなり偏食がちになってきます。

「硬いものが食べにくい」「脂っこいものは胃もたれする」「魚の骨が見えにくくて取れない」「あんまり動かないからおなかがすかない」など理由は様々ですが、そのまま食事の量や回数が減ってしまうと、体に必要な栄養素が不足し深刻な栄養障害になってしまう恐れがあります。

体重などの体の状態を把握して、栄養状態を高める食生活を心がけて楽しく健康な毎日を過ごしましょう。

定期的に体重を量りましょう

定期的に体重を量る習慣をつけましょう。

体重計を、お風呂の脱衣所に置いておき、こまめに量りましょう。

量った体重は、記録を残しておきましょう。カレンダーやお薬手帳のすみっこなどに書いておくと便利ですよ。

食欲がないときや、体調がすぐれないときには…

・好きなものを、好きな時に、好きなだけ食べる

まず「食べる」ことを優先します。食事のバランスを整えても、食べられなければ意味がありません。「これなら食べられる」と思うものを食べましょう。

・おかずを優先的に食べ、ご飯は食べられるだけ食べる

「おかず」のほうが体に必要な栄養素がたくさん含まれています。「ご飯」の好きな方もいらっしゃいますが、まずはおかずを食べてください。

「ご飯」を食べながら「おかず」を取る方法として、丼もの・炊き込みご飯などを活用するのもいいですね。

・水分不足に気を付ける

食事がとれないときには、食事に含まれている「水分」も取れていないことが多いです。

食べる気が起きないときでも、水分だけは飲んでいただきたいです。

楽しく食事ができる環境づくりを…

・家族や友人と一緒に食事を

家族の笑顔や友人との会話は、なにより食をすすめます。

ひとりきりで食べるよりも、大勢でワイワイ言いながら食べると楽しいものですよね。

デイサービスや地域の食事会などにも積極的に参加してみてください。

・食器や盛り付けにも一工夫を…

彩り豊かな盛り付けや、美味しそうな香りは食欲をそそります。

また、深めの食器に盛り付けると、スプーンなどですくいやすく食べることの負担が減ります。

「体重を維持すること」を基本にした食生活を…

・一日3食を欠かさずに

一回の量が少なくても、3回きちんと食べましょう。

きちんと3回おなかを動かすことで、生活リズムができてきます。

・エネルギー源やたんぱく質不足に注意を

主食(ご飯)主菜(肉や魚のおかず)副菜(野菜や豆腐のおかず)を揃え、バランスよく食べましょう。

肉・魚・卵・豆腐類・チーズなど、たんぱく質を多く含む食品を摂りましょう。

・水分をしっかりと飲む

高齢になると、のどの渇きを感じにくくなり、水分不足になりがちです。

一日に湯呑みで7~8杯(食事時やおやつも含む)水分を摂りましょう。

ただし、アルコールは水分ではありません。

・乳製品を食べる

骨が弱くなってしまわないように、毎日、乳製品を摂りましょう。

牛乳でおなかがゴロゴロする人は、ヨーグルトやチーズなど乳糖が分解されているものを食べましょう。

味噌汁や玉子焼きなどのおかずの中に、スキムミルクやヨーグルトを混ぜると無理なく食べられます。

毎日を積極的に!活動的に!

家族や友人と交流を持ち、社会活動やボランティア・デイサービスなどに参加することも、食欲を高め、健康の維持・増進につながります。

家の中にこもっていないで、どんどん外に出ましょうね。


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