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38-16

学校保健に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。

⑴  教職員は、対象に含まれない。

⑵  学校医が、上水道やプールなどの定期的な環境衛生検査を行う。

⑶  学校保健委員会は、教育委員会に設置される。

⑷  定期健康診断の項目に、栄養状態が含まれる。

⑸  学校設置者が、学校感染症による出席停止の指示を行う。

解答

正解:4

⑴ × 教職員は、対象に含まれない。
学校保健は、児童生徒だけでなく、教職員も対象として含む。教職員の健康管理も学校保健の重要な要素である。

⑵ × 学校医が、上水道やプールなどの定期的な環境衛生検査を行う。
学校医の主な役割は、児童生徒や教職員の健康管理、健康相談、保健指導などである。上水道やプールなどの環境衛生検査は、学校薬剤師が行う。

⑶ × 学校保健委員会は、教育委員会に設置される。
学校保健委員会は、各学校に設置される。学校の設置者(校長)が委員会を設置し、健康課題について検討を行う。

⑷ 〇 定期健康診断の項目に、栄養状態が含まれる。
学校保健安全法施行規則により、定期健康診断の項目には、身長、体重、栄養状態(肥満度)などが含まれている。

⑸ × 学校設置者が、学校感染症による出席停止の指示を行う。
学校感染症による出席停止の指示は、校長が行う。校長は、感染症の予防および感染の拡大防止のために必要と認めるときは、学校医の意見を聴いて、出席停止の指示を行うことができる。

解説

学校保健の目的は、学校における教育活動を円滑に進めるために、児童生徒および教職員の健康の保持増進を図ることである。そのため、学校保健では、児童生徒だけでなく、教職員の健康管理も重要視されている。

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