次の文を読み「188」、「189」、「190」に答えよ。
K 病院の消化器内科病棟に配置されている管理栄養士である。
患者は、75 歳、男性。C 型慢性肝炎で、10 年前より通院加療していた。摂食機能に問題はない。最近、朝方の全身倦怠感が強くなり受診したところ、精査目的で入院となった。
入院時、身長 165 cm、体重 55 kg、BMI 20.2 kg/m2。標準体重 60 kg。浮腫(-)、腹水(-)。空腹時の血液検査値は、アルブミン 2.7 g/dL、血糖 90 mg/dL、AST 65 U/L、ALT 50 U/L、アンモニア 65 ng/dL(基準値 30~80 ng/dL)。
精査の結果、肝硬変、重症度は Child-Pugh 分類の C と診断され、早朝の呼吸商は低下していた。この患者の優先すべき栄養療法である。最も適切なのはどれか。 1 つ選べ。
⑴ たんぱく質制限
⑵ 食塩制限
⑶ 鉄の付加
⑷ LES(late evening snack)の導入